弁護士の交渉により約1ヵ月で離婚が成立した事案

弁護士の交渉により約1ヵ月で離婚が成立した事案

 

依頼者

  男性 40歳代 会社員

相手方

  妻 アルバイト、 妻の不貞相手

財産

   

子供

  1人

依頼のきっかけ

Iさんは海外に単身赴任しており,日本にいる妻子とは離ればなれの生活をしていました。

Iさんが休暇で日本にいる家族の下へ帰った際に妻の不倫が発覚しました。当初はご自身で不貞相手との交渉,妻との離婚交渉を行っていましたが,仕事で海外へ戻らなければならず,日本に居続けることができないため解決を焦っていました。このような状況でラグーンに来所されました。

 

事件終結までの流れ

 

Iさんは,早期解決を望んでいました。訴訟や調停となれば,長期戦になるのは間違いありませんでした。

そこで弁護士は,事前に取り決めがなされていた事項を正式な書面としてまとめ,合意内容の案として妻と不貞相手にそれぞれ送付したところ,相手方らから細かい部分について修正を求められたものの,1ヶ月程度で解決に至り,Iさんの希望を実現することができました。
 
 

弁護士の目

 

通常の交渉であれば,始めの段階から書面案を相手方に送付することは少ないと思います。最初は電話で少し話し,相手方の気持ちを汲み依頼者の不利益にならない範囲で書面に落とし込み,相手方に納得してもらいながら依頼者の利益の実現を図るものと思います(弁護士それぞれについて交渉スタイルがあるとは思いますが)。

しかし,Iさんの場合には,当事者間で一定の話合いがなされており,正式ではないけれども書面化もなされていました。したがって,弁護士は,正式な書面に書き換え,Iさんから聴取した相手方の意向を追加し,書面案を送付したところ,すんなりと解決に至ることができました。

早期解決をするには,少しばかり交渉方法に工夫をすることが大事だと考えています。それぞれの弁護士によって交渉スタイルがあり,どのような工夫をするかもその弁護士次第だと思います(もちろんその工夫をしてもうまくいかないこともありますが)。
 
そのような工夫ができるのも交渉を仕事としている弁護士ならではじゃないでしょうか。ご自身で交渉するのも解決に至る手段とは思いますが,どのように交渉すればよいかなど弁護士からアドバイスを受けるだけでも有益と思います
 

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