【解決事例】数十年別居し、所在も不明であった相手との離婚が成立した事案

数十年別居し、所在も不明であった相手との離婚が成立した事例

依頼者

  女性 50歳台  会社員

相手方

  男性 60歳台  不明

財産

  なし 

子供

  なし 

依頼のきっかけ

依頼者は数十年前に婚姻し,数年同居したものの別居してその後離婚しないまま現在に至る状況でした。今回,きちんと離婚したいとの思いで相談に来られました。
 

事件終結までの流れ

 

依頼者は相手と数十年連絡をとっていませんでしたので,どこに住んでいるかはもちろん,生死についても把握していませんでした。そこで弁護士は戸籍等の調査をし所在を確認しました。
 
そのうえで弁護士が,離婚の意向について確認するために,書面による通知を送付致しました。
そうしたところすぐに返事があり相手とお話しし,離婚に同意してもらうことができました。
その後,弁護士を通じて離婚届けを作成し,届出たことで離婚を成立させることができました。
 
弁護士が介入することで数十年滞っていた時間を動かし,介入して約2週間で離婚することができました。
 
 

弁護士の目

 

ご自身では動きづらい事情があった為,その点も考慮しながら,弁護士はいつも以上に慎重に通知の文面を作成し、送付の仕方についても最良と思われる方法を選択しました。
またお話しをするときも,相手の事情に配慮しつつ,離婚に同意して頂けるように交渉しました。
 
結果として、動きづらい事情というのは杞憂で終わり,問題なく離婚が成立しました。
しかし本人が行なっていたとしたら同じような結論になっていたかどうかはわかりません。
弁護士が介入すると争うことになると考える方も多いですが,必ずしも争うことを目的としているわけではなく,依頼者の希望に沿うことを考えてできるだけスピーディーに解決に向け行動しています。
 

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