慰謝料を請求されたけどお金が払えない
請求されたお金が払えない場合の対処法として、以下の方法が考えられます。
1 減額交渉をする
請求された慰謝料の金額が、過去の判例などから見て相場より高すぎる可能性がある場合、減額を交渉することが考えられます。
この場合、過去の判例などを検討する必要があるので、弁護士に相談することをお勧めします。
また、ご自身の経済状況が苦しいことを理由に、減額をお願いする交渉を行うこともあります。
2 分割払いを交渉する
一括での支払いが困難であれば、月々の無理のない金額での分割払いを相手に提案し、交渉します。
分割払いの場合、途中で支払いが滞ると残額の一括請求を受けるリスクもありますので、実現可能な支払い計画を立てることが重要といえます。
この場合にも弁護士に相談することをお勧めします。
3 親族などに立て替えてもらう
親や親族などから借りて一度立て替えてもらい、請求者への支払いを済ませるという方法もあり得ると思います。
4 最終手段としての自己破産の検討(全ての借金が対象)
他の対処法を試してもどうしても支払いができない場合、最終的な手段として自己破産という手続きがあります。ただし、これは慰謝料だけでなく、原則としてすべての借金を免除してもらう手続きであり、大きな影響を伴いますので、慎重な検討が必要です。
このようにお金が払えない場合には、最終的に自己破産を検討する必要も出てきます。当事務所には男女問題の経験を有する弁護士のほかに借金問題に精通した弁護士も在籍しておりますので、お気軽にご相談いただければと思います。



















