多産DVについて、弁護士が解説

「DV」(ドメスティック・バイオレンス)と聞いて多くの皆様は,まず,直接的な暴力を想像するのではないでしょうか。

しかし,DVは直接的な暴力にとどまるものではありません。精神的な攻撃や性的な暴力も含むものとされています。

近年,新たに取りざたされているDVの類型として,「多産DV」というものがあります。

多産DVとは,パートナーの意に反して無理やりに性交させるとか、妊娠望まない時にあえて避妊せず,子どもを何人も生ませ,女性の自己決定を阻害するDVのことです。

女性は,望まない出産を繰り返すことで,時間的余裕と経済的余裕を奪われ,正常な判断能力を奪われ,最終的には逃げ出すことすら困難になってしまいます。

こうした場合でも,別居することができ,時間を置くことができれば,判断能力も正常に戻り,冷静に今後について考えることかできるようになるのでしょう。

しかし,相手方と同居していて,日常的に束縛されている状態では,むしろ,悪いのは自分だと思い込んでしまっていることがほとんどです。

そういったときに,少しでも疑問に思うことがあれば,第三者に相談することが有用です。

そして,弁護士は守秘義務を負った法律の専門家ですので,きっとお力になれることがあると思います。

ご自身がもしかしたら,DVの被害者ではないかと思っておられる方は是非一度弁護士にご相談していただけたらと思います。

離婚に関する質問は、お気軽にお問い合わせください離婚に関する質問は、お気軽にお問い合わせください

弁護士法人ラグーンの 解決事例はこちら弁護士法人ラグーンの 解決事例はこちら